「食べてないのに太る…」「なんだかやる気も出ないし、眠りも浅い」
そんなふうに感じていませんか?それ、更年期による“ホルモンバランスの乱れ”が関係しているかもしれません。
私も50代を迎えてから、今までと同じ生活をしているのに体重が増えやすくなったり、気分の浮き沈みが激しくなったりと、戸惑うことが増えました。
今回は、更年期におけるホルモンとダイエットの関係、そして“太りにくい体”を目指すために今できることをまとめます。
更年期に起きるホルモンの変化とは?
更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する時期。
エストロゲンには脂肪燃焼や代謝を高める働きがあるため、それが減ることで
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脂肪がつきやすくなる
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むくみやすくなる
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食欲がコントロールしにくくなる
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自律神経が乱れてストレス太りしやすくなる
といった変化が起こります。
「痩せない」のは、意志が弱いからじゃない
更年期に入ると、今までと同じように運動しても体重が落ちにくくなったり、つい甘いものがやめられなかったり。
でも、それは意志の問題ではなく「体が変化しているサイン」なんです。
だからこそ、無理に食事を減らしたり、ハードな運動を始めるのではなく、
**“体の変化に寄り添ったやさしいダイエット”**が必要になってきます。
更年期ダイエットの3つのポイント
私が実際に取り入れて、効果を感じた方法をご紹介します。
① 食事は「血糖値コントロール」を意識 🍚🥦
糖質を抜くのではなく、“緩やかに血糖値が上がる食べ方”が◎。
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野菜→たんぱく質→炭水化物の順で食べる
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白米は雑穀米や玄米にする
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甘いものは食後に少量だけ楽しむ
これだけで食後の眠気やイライラが激減しました。
② 無理なく動く「ゆる運動習慣」 🚶♀️🧘♀️
更年期の体には「運動=ストレス」になることも。
激しい運動よりも、朝のストレッチやゆるウォーキング、呼吸を意識したピラティスなどがおすすめです。
私も朝の10分ストレッチと、週に2回のピラティスで代謝アップ&姿勢改善に成功しました。
③ 睡眠とストレス管理がカギ 💤🌿
ホルモンバランスは自律神経とも深く関係しています。
そのため「ちゃんと寝ること」「気持ちをラクに保つこと」が、実はダイエットにも直結しています。
・寝る1時間前はスマホを見ない
・寝る前に深呼吸や軽いストレッチ
・頑張りすぎず、自分を甘やかす日も作る
まとめ|更年期こそ“自分をいたわるダイエット”を
更年期の体は、がんばっても思うように結果が出ないことが増えます。
でも、それはあなたが怠けているからじゃなくて、“体が変化している証”です。
だからこそ、「痩せる」ことばかりを追いかけるのではなく、
「太らない体質に整えること」「心地よく過ごせること」を目指してみてください。
年齢を重ねた今だからこそ、自分にやさしいダイエットを。